肝臓系の疾患
脂肪肝
脂肪肝は、アルコールの多量摂取で肝臓に障害が起きるアルコール性肝障害のひとつで、肝細胞中の中性脂肪の多量蓄積により、肝機能に障害が起きるものである。
| 原因 Cause |
アルコールの多量摂取の他、アンバランスな食事、薬剤や内分泌疾患等も原因となる。 |
|---|---|
| 症状\ Symptoms |
倦怠感・腹部膨満感 |
| 治療 Treatment |
禁酒をし、バランスの良い食事をするのが第一である。適度な運動も必要である。 |
脂肪肝の食事療法
脂肪肝では、倦怠感、腹部膨満感がある。
食事のポイント
- ●高タンパク食にしてビタミンB、Cを摂取する
- 肝臓機能を再生させ、その働きを助ける。ビタミンCには解毒作用もある。
- ●エネルギーを減少させ甘いものを制限する
- 肝臓に脂肪が溜まらないようにする。
肝膿瘍
肝膿瘍は、寄生虫や細菌により肝臓が化膿するものである。
| 原因 Cause |
化膿性肝膿瘍・・・多くは胆道の炎症を原因とする。他に、虫垂炎、肛門の炎症、腹部術後の大腸菌の感染が原因となる。 アメーバ性肝膿瘍・・・熱帯の腸アメーバが肝臓に入り感染するのが原因である。熱帯地方に多い。 |
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| 症状\ Symptoms |
発熱・みぞおち右に腹痛・肝臓腫大・倦怠感・食欲不振・発熱・黄疸 抵抗力の低い老人、病人に多発し、悪化すると生命の危険がある。 |
| 治療 Treatment |
原因となる病気の治療をする。抗生物質、抗アメーバ薬を使い、膿を出す手術をすることもある。 |
ワイル病
ワイル病は、黄疸出血性レプトスピラが感染する病気である。
| 原因 Cause |
スピロヘータの一種の黄疸出血性レプスピラが犬やネズミに感染し、その尿に汚染された水を通して人間に感染する。 |
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| 症状\ Symptoms |
黄疸・出血傾向・タンパク尿・高熱・吐き気・嘔吐・筋肉痛・結膜充血 進行により、腎不全、心不全が起こる。 |
| 治療 Treatment |
抗生物質を早期に投与するのが有効である。合併症の場合、その治療をする。 |
ヘモクロマトーシス
ヘモクロマトーシスは、体内に鉄が増加し、肝臓他、心臓、骨髄、すい臓等に障害を起こすものである。
| 原因 Cause |
原因は、小腸からの鉄の吸収亢進や、肝臓疾患、貧血の他、遺伝性のものや、輸血、ワイン等の大量飲酒によるものもある。肝繊維症や肝硬変になり、肝がんを合併することもある。 |
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| 症状\ Symptoms |
肝腫大・皮膚の色素沈着・うっ血性心不全・不整脈・手足の関節症状 |
| 治療 Treatment |
薬剤による鉄排泄や、鉄の代謝異常の場合は血液の抜き取りをする。肝硬変等になった場合は、その治療をする。 |
アミロイド肝
アミロイド肝は、でんぷん状のアミロイド物質が、肝臓に沈着する病気である。
| 原因 Cause |
多発性骨髄腫や慢性の化膿性疾患、結核、梅毒等をきっかけに起こるが、原因は不明である。アミロイドは、腎臓や肺、脾臓、すい臓、心臓、皮膚、舌にも沈着する。 |
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| 症状\ Symptoms |
肝腫大・黄疸・腹水・吐き気・嘔吐・下痢・血便 重症になると、心不全、肺不全、腎不全等を併発する。 |
| 治療 Treatment |
原因となる病気の治療をする。薬剤は免疫抑制剤等を使うが、特効薬はない。 |


